味覚障害

血液の病気

味覚障害について

味覚障害について
             
 副作用の一つとして私は味覚障害になりました。

 初めて味覚障害というを経験しました。

 味覚障害になると何もかもが不味く感じるんです。

 そんな味覚障害の体験を記してみました。

メニュー


☆  味覚障害

★  状態
 これには参りました。放射線治療をした後ぐらいからだったでしょうか?
ご飯が美味しくないんです。味が分からないんです。

 今箸で持っているのはご飯。そしてそれを口に入れるとご飯の感触を舌で感じるはずがなんか柔らかい毛の生えたようなモノに感じたんです。そして慌てて吐き出してしまうんです。「これはご飯じゃない」と。

とにかく今まで記憶していた食べ物の感触が全部違うんです。

 この時思いました。美味しいと感じるときは、口に入れる前に例えば肉なら「肉はこんな感触でこんな味がするはず」と脳が判断して口に入ったときの準備をする。そして想像していた「感触、味」が一致すると「美味しい!」ということで満足する。そして過去のデータから今まで食べた肉よりも美味しいなとかイマイチだなと感じるんじゃないかと・・・。

 あまり上手に表現できなかったかもしれないんですけど、食べれない、味が分からないということは悲しいことでした。

 健康なとき、特にその時特別に美味しいと感じなくても普通にご飯はご飯として食べれるってことは幸せなことなんですよね。

★  期間

 味覚を取り戻すまでに、10ヶ月はかかったんじゃないかな。ある日突然「今日から美味しく感じる」と戻ったわけではなく、徐々にでした。気がついたら「なんか普通に食べれた」って感じで・・・。

 味が分からなくてもとりあえず食べるようにしてました。味覚を取り戻すためのリハビリというのと食べないことには体力がつかないのでちょっとづつ食べるようにしてました。

★  2ヶ月ほどは何も口に入れなかった

 無菌室にいた頃はホントに口に何も入れませんでした。必要な栄養は点滴で補っていました。
「感触、味」が一致しないことは、悲しい事とも書きましたが、この頃はむしろ「怖かった」といった感じです。
 最初はいろいろ試しに口には入れたんですが、ことごとく「感触、味」が一致しないんです。
口に入れるものによってもそれぞれ違う「感触」がするため新しいものにチャレンジするのが「怖い」と感じるようになったんです。

 おかげで見る見るやせました。入院当時76,7KGあった体重が一番下がったときで48.9KGまで下がりました。
 毎朝体重測定が日課だったたのですが1日ごとに1KGづつ体重計の針がさがっていくんです。面白いぐらいに・・・。

 50KGを切ったころから「食べなきゃ」と思うようになりました。

★  内臓のためにも

 栄養分は点滴で補えるとしてもモノを入れないことには内臓たちが働かないので食べないことはやっぱりよくないことなんですよね。

★  反省

 毎日のように先生や看護師さんから「食べなさい」と言われ続けそのたびに「食べれるものなら食べとるワイ!」と心で思いながら「ハイ」と返事をしていました。

 妻も事あるたびに「食べられ、食べられ」と言うようになったある日、爆発してしまいました。

 「じゃお前、ウ○コ食べれるんか!」って。

 妻はだまって病室を出て行きました。食べれない自分に周りからの「食べろ」攻撃にストレスが
溜まっていたんだと思います。そして他人には言えない甘えが妻に出たんだと思います。

 その晩「なんて事を言ってしまったんだ」と泣きました。つらかったな〜。
・TOPページ

白血病の仲間

・骨髄移植とドナー

・命の恩人私の娘

・セカンドバースデー

・無菌室

・入院生活

・患者仲間

・母のこと

・血液型がOからAへ

・味覚障害

・いろんな副作用

・医療費

・生命保険

・ポジティブシンキング

・退院そして現在

・プロフィール
メールはこちら
血液の病気 骨髄異型性症候群
Copyright (C)  All Rights Reserved